お世話になっていた主治医が、もうその病院を辞めるとの事で寂しくなりまして、他の患者さんが待合室にいるのにも関わらず話し込んでしまった日の事です。
その先生は、日帰りで福島県へ主張に出かけていると聞きました。
東日本大震災でクリニックも病院もなくなり、困っている福島県の人のために役所やセンターホールなどを借りて、診察をしに行くそうです。
この先生はとても人気のある先生で、きっと福島県の人たちの心のケアにもなっているんだろうなあと、目をつむっても想像できる、とてもいい先生です。
それでも、勿論まだまだ福島の復興とともに医師や看護師の派遣が足りず、数年が過ぎました。
元気な人は違う地域に引越しをするにしても動けますが、すぐには避難できない老若男女も絶対います。
その先生と最近お会いする事がありまして、看護師はもちろん医師も求人をしているとの事でした。
それだけ病人が沢山いるのに助けてあげられないと、悔しそうに話されていました。
求人をしなくてもいい病院が早くできたらいいと、そんな思いを抱えながら福島へ行くのだろうと思うと、胸が痛みます。このサイトには、福島県の医療情報が詳しく載っていました。＞＞＞看護師求人の必勝法in福島